ソーラー発電設備を自分の家に設置しようと考えて、販売店に見積もりを出してもらうために、屋根を見にきてもらったところ「この家ではちょっと難しいですね」なんて言われたりすることがあるかもしれません。
ソーラー発電の発電モジュールというのは、とても重たいものです。モジュールの枚数によって全然ちがいますが、平均的な構成だと、だいたい140~210㎏くらいの重さと思っておけば間違いないでしょう。大人の男の人が2~3人屋根に上がっている、そんな感じでしょうか。
これだけ重たいものを屋根の上にのせるのですから、建物の強度が必要になります。古い建物だったりすると、モジュールを支えるための強度が足りずに、設置許可がおりないこともあります。この設置許可というのは行政が行うのではなくて、発電モジュールのメーカー、設置業者、ソーラー発電の販売店の許可のことです。
こういった家の場合は、補強工事やリフォームをして建物の強度をあげてから、システムを設置する必要があるのです。