最近ではテレビなどでも建築士が住宅のリフォームを手掛ける番組が増えており、それらを見ていると、住み心地のいい住宅へと変身させていく様子がつぶさに確認できます。また住宅は新築しなくても、ほとんど新築同様にしっかりとした耐震性を備えた住みやすい家づくりができるということでもあります。
そこで建築士に依頼する場合のメリットですが、まずダイレクトに工務店とのやり取りだけで行うリフォームよりも、第三者的な視点でチェックしてくれる立場の人がいてくれるという安心感があります。工務店に任せきりにしてしまうと、どれだけ信用のおける業者であっても、ひょっとしたら不利益を被るかもしれないという不安があります。その点、間に設計事務所が入ることで、業者もより丁寧な仕事を行うようになり安心できます。
また費用面でも設計士ならさまざまなケースを把握していますので、それらを念頭に仔細なチェックを行います。そのため仕上がりはほとんど同じであっても、よりリーズナブルな工事を行うメリットもあるといえます。
ただし、もちろん設計監理費用が加わることになりますので、全体的な予算はそれなりに増えてしまうことになります。その点はよく検討し、じゅうぶん考慮したうえで利用するといいでしょう。